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2008年ゴルフルール 2 |
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MIZUMAN |
2008年3月26日 |
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ここに記載するルールは、ストロークプレーを対象にしております。マッチプ
レーの場合には違う規則が適用される場合がありますのでご注意下さい。
今回より、回答コーナーを設けました。
4. 不適合クラブに対する罰 規則4
旧規則では、ラウンドで不適合クラブを持ち運んだだけで競技失格となりまし
た。 2008年規則では、不適合クラブを使用していなければ競技失格では
なく、違反のあった各ホールにつき、2罰打。1ラウンドにつき最高4罰打に
改訂されました。これは、規程本数以上のクラブを持ち運んだ場合の罰と同じ
です。但し、違反を発見次第、不使用宣言をしなければ競技失格。
勿論、ストローク(使用した)を行ったことに対する罰は競技失格です。
5. ハザード内の誤球のプレーに対する罰則 規則12−2 15−3
旧規則では、ハザード内の球を確認のため拾い上げることが認められていなか
ったため、ハザード内での誤球のプレーをしても罰はありませんでした。
2008年規則では、ハザード内の球を確認のために拾い上げることを認める
代わりに、ハザード内での誤球のプレーに対し2罰打となりました。
但し、ウォーター・ハザードの水の中で動いている球をストロークした結果、
誤球であっても罰はありません。
回答コーナー
f君のご質問。
1.高反発クラブ、飛びすぎボール
ゴルフ規則は英国のR&Aルールズリミテッドが制定しています。クラブやボ
ールの規格や許可もここが取り仕切っています。
適合や不適合についてのサイトがあるはずですので、調べておきます。ドライ
バーに関しては、各社の昨年2007年モデルは一部(カタナ社品の一部、ゼ
クシオの一部)を除き、全て適合品であると考えても間違い有りません。
技術の進化により、今年の各社適合新製品の方が、芯が広くなったりしてアマ
チュアゴルファーの場合は良く飛ぶようですョ。
ボールに関しては、「飛びすぎボール」と称してよく売っていますが、本当に
飛ぶボールにお目にかかったことはありません。そのようなボールを私も探し
まくっています。
時間が無くなったので、カート道での球の処置は次回にします。
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2008年ゴルフルール 3 |
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誤球のプレーの処置は皆様よくご存じかと思いますが、誤球した人は自分の球を打ち直します。誤球でのストロークは計算に入れずに、
2罰打です。誤球された球の持ち主は、元あった所にリプレースします。
6. バンカー内で次のストロークに対してライの改善等の違反になることがなければ、砂をならすことが出来るようになった。
規則13−4 例外2
バンカーショットの後に球がバンカー内に止まった場合、その球に対してライや意図するスイング区域、スタンス、プレー線の改善
とならなければ砂をならすことが出来る。次のストロークをした後に球がそのならした場所に戻ってきても罰は課せられなくなった。
旧規則ではプレーの援助になったとして罰が課せられました。
7. プレーヤーの球がプレーヤー本人や自分のキャディー、携行品にあたった場合の罰が軽減されました。 規則19−2
旧規則では2罰打でしたが、2008年規則では1罰打となりました。
回答コーナー
嵯峨のf君のご質問。
2.ドライバーの適合・不適合に就いて。
公式サイトが見つかりました。JGAの次のHPにつないで下さい。www.jga.or.jp/jga/html/rules/info_02.htmlここを開き、
「適合ドライバーリストはこちら」をクリックしますと、R&Aの「Conforming Golf Drivers Search Results」にリンクします。
f君の場合は、Manufacturer欄にSeiko S-Yard。Product Name欄にExelightと記入し検索します。該当する品種が出ます。
ソールの写真が見れますので、現品と比較して下さい。同じであれば、適合品です。
3.「カート道の上で山側にボールがある場合、山手の土手が厳しいとフェアウェイ側にリプレースしているが、誰も文句を言わない。
これも違反かな?」球の状況によります。絵で描くと説明は簡単ですが、文章ではなかなか難しいですネ。
京都会でよくプレーをする、t君のホームコースの名門アートレイクGCの1番ホールP5を思い浮かべて下さい。なだらかな上りで、
右は大きな木が並び隣のホールとセパレートされ、左側は岡になり左上がりの傾斜になっています。カート道は左山裾に沿ってグリーン
方向へ走っています。右打ちのO君が、剣道部で鍛えた豪腕で快打しましたが、ヒッカケた球は左の山にあたり、ころがり落ちてカート
道の真ん中に止まりました。カート道の両側は良い悪いは別にしてプレーが可能な状況で、カート道の右側は平坦なラフ、左側は斜面と
なっています。この場合は「動かせない障害物からの救済処置」となります。まづルールに従って救済の「ニヤレストポイント」を決め
ることになりますが、「ニヤレストポイント」とは球の位置ですので、右利きのO君の場合はカート道の左側、残念ながら前下がりの
斜面からのプレーとなります。なぜ、「ニヤレストポイント」がカート道の左側かというと、右側の場合はカート道の外にスタンスし、
次のプレーで使おうとしているクラブのヘッドの位置が救済される球の位置ですので、クラブを構えた距離分遠くなってしまうからです。
この状況で、左利きの人はカート道の平坦な右側が、「ニヤレストポイント」になります。カート道の上にスタンスしても良い場合には、
状況が変わることもあります。
「ニヤレストポイント」から、ホールに近づかずに1クラブレングス以内にドロップをしてプレーを続けます。
「正しいドロップの方法」は、プレーの方向を向き、直立して片手で球を持ち、その腕をいっぱいに前に伸ばしたまま、肩の高さまで上げ、球を定められた地点に落とします。
再ドロップしなければならない時は、
1.プレーヤー・自分のキャディーの身体、自分の携帯品に触れてしまった時。
2.ハザード外にドロップしたが、ハザード内に入った。 3.ハザード内にドロップしたが、ハザード外に出た。
4.グリーン外にドロップしたが、グリーン内に入った。
5.OB区域内に入った。
6.救済を受けた障害のある場所に入った。
7.球が落ちた所から2クラブレングス以上転がった。
8.球が元あった地点より、ホールに近づいてしまった。
1−8で、再ドロップした結果、再び1−8のいずれかの状態になった場合は、球がコース上に落ちた、できるだけ近い地点にその球を
プレースします。 |
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2008年ゴルフルール 4 |
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8. 規則で許されている人以外の人が、リプレースした場合の罰が軽減され、1罰打となりました。
規則20−3a 球をリプレースできる人は次のように限定されています。
@プレーヤーまたはそのパートナー
Aその球を拾い上げたり動かした人
上記以外の人がリプレースし、訂正せずにストロークを行った場合、旧規則では2罰打でしたが2008年規則では1罰打になりました。
但し、ストロークする前であれば、プレーヤーは罰なしに球を取り上げ、リプレースすることが出来ます。
例、グリーン上でプレーヤーがマークした球をキャディがリプレースし、その球をストロークしてしまった場合は、1罰打で、
その球でホールアウトとなる。
9. ストロークプレーで、間違った球を取り替え、更に誤所からプレーした場合の罰を重課しないこととなった。
規則15−2、20−7c、20−7注3
ストロークプレーで、規則で許されていないのに球を取り替え、更に誤所からプレーした場合には、旧規則では球の取り替え違反
(規則15−2)の2罰打と、誤所からのプレー(規則20−7c)の2罰打の合計4打の罰が課せられていましたが、2008年規則
ではこのケースでの罰の重課を回避し、2打の罰とするように改訂されました。例、カート道からの救済を受けるため、球を拾い上げ、
別の球に替えて救済のニヤレストポイントよりも近い所にドロップをしてプレーしました。この場合2罰打のみの罰となりました。
10. ストロークプレーで止まっているインプレーの球を動かし、別の球をプレースしてプレーした場合の罰を重課しないことになった。
規則18−2a、15−2 旧規則ではインプレーの球を動かした罰の1罰打(規則18−2a)と、球の取り替え違反の2罰打
(規則15−2、規則18)の合計3打の罰が課せられましたが、2008年規則ではこのケースでの罰の重課を回避し、2打の罰と
するように改訂されました。
11. 球が動いている間に旗竿を動かしても違反とはならなくなりました。 規則24−1
旧規則では、ストロークする前に人が付き添っていた旗竿なら球が動いている間にも取り除くことが出来たが、取り除かれたり、差し上
げられた旗竿を、球が動いている間に取り除くと2罰打となりました。2008年規則では人が付き添っているかどうかにかかわらず、
どのような場合も誰でもが旗竿を取り除くことができるように改訂されました。球がうごいている間に動かせる他の障害物には、
プレーヤー達の携帯品も含まれます。
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2008年規則で改訂された主な要点は、前回までに記載しました。
これから数回は、よくある事例を挙げ「気づかずに規則違反をしていた」、「まぁマァと曖昧な処置をしていた」ことを反省して、
勉強したいと思います。
☆ ピンに付き添っているキャディにパットのラインを聞き、指示どうりに、そのままキャディの右脚を狙ってパットした。・・・
2罰打でそのままプレー
「狙いどころを示させて、そのままストロークすることは認められない」規則8−2b
同様に「キャディの指した旗竿を、そのままにしてもらいパットした」、「パッティングラインをキャディに指先で示してもらい、
そのままパットした」も、同規則の違反となります。ストロークの前に、グリーン面に触れずにパットの線を示すことは許されています。
ストロークする時は、示したものを移動しなければ罰となります。
☆ OB杭の外側の防護ネットが邪魔なので、救済を受けてプレーした。・・・2罰打でそのままプレー
「OB区域内にある動かせない障害物は、「障害物」とみなされない」定義38
OB区域内にある人工物は障害物とはみなされませんので、救済を受けることは出来ません。そのまま打つか、アンプレイヤブルを宣言してプレーします。
防護ネットが、OB杭の内側(コース側)にある場合は、「動かせない障害物」となりますので、救済を受けることが出来ます。
☆ ティショットを空振りしたところ、球がティから落ちました。打ち直しと思ったので、再びティアップして打った。・・・1罰打でそのままプレー
「ストロークと距離の罰」規則27
空振りした瞬間にその球はインプレーになりますので、そのままの状態で打たなければなりません。このケースのように、
拾い上げた球を元の位置からプレーした場合は、「ストロークと距離の罰」(空振りと、球を拾い上げることによって生じる距離損を合わせた罰)
のもとにプレーしたことになり、その球が第3打めとしてインプレーの球になります。
☆ OB杭の近くに球が止まっていた。セーフだったが、OB杭が邪魔なので抜いて打った。・・・2罰打でそのままプレー
「OB杭は固定物とみなされる」「固定物を動かしたり曲げたり、折ったり壊したり出来ない」定義39 規則13−2
OB杭は「固定物」であり「動かせる障害物」ではないので、抜いて動かしたりする障害物についての救済は受けられません。従ってあるがままで打つか、アンプレアブルの措置をとるしかありません。
但し、OB杭以外の黄杭(ウォーターハザード表示)、赤杭(ラテラル・ウォーターハザード表示)、青杭(修理地表示)、距離表示杭は、規則上「障害物」となり簡単に抜ける時は、「動かせる障害物」として抜いて打つことが出来ます。また、抜けない時は「動かせない障害物」としての、救済が受けられます。
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☆ フェアウェイで自分の球を確認しようとしたら、同伴競技者の球とブランドも番号も同じで識別が出来ない。
・・・1罰打で前の位置に戻ってプレー
「5分以内に自分の球であることが確認できない場合は、紛失球となる」規則27−1c
自分の球か同伴競技者の球か、5分以内に識別出来ない場合は、2つとも紛失球となります。その球を打った元の位置に戻って打ち直します。
元の位置がティーインググランド上なら再ティーアップ出来ます。球には必ず印を書いておきましょう。
☆ パッティンググリーン上で、同伴競技者がパットした球が動いている間に、うっかりして自分の球を打ってしまいました。・・・2罰打でそのままプレー
「他の球がパッティンググリーン上でストロークされて動いている間は、プレーヤーはストロークをしてはならない」規則16−1f
同伴競技者がパッティンググリーン上でパツトした球が動いている間に、自分の球を打つと違反となります。但し、同伴競技者の球より自分の球の方がホールから遠い所にあった時、つまり自分が打つ順番だつた時は無罰です。
パッティンググリーン上以外での、このようなケースは無罰です。
☆ フェアウェイにあった球を目の前で、カラスがくわえて持っていってしまった。・・・無罰で球のあったと思われる地点にリプレースしてプレー。
りプレースする位置が不確かな場合はドロップする。
「止まっている球が局外者により動かされても罰はなく、その球はリプレースされなければならない」規則18−1
カラスは局外者となります。このケースでは、カラスが持ち去ったことをハッキリと確認出来ているので無罰です。
別の例で、あるはずの球を探したが見つからず、近くにいたカラスが球をくわえていたので、あの球がそうだろうという場合は適用されません。
ハッキリと確認出来ていない場合は、紛失球となり1罰打で前の位置に戻ってプレーします。
☆ ウォーターハザード内の橋の上にボールが止まり、その球をソールして打った。・・・無罰
「そのハザード内の地面やそのウォーターハザード内の水に自分の手やクラブで触れることは禁止行為」規則13−4b
ウォーターハザードの区域の限界は、垂直に上下にも及びます。したがって、その区域内にある橋の上もウォーターハザード内となります。
しかし、規則が禁じているのはクラブが地面か水に触れることなので、違反とはなりません。同様に、草に触れても違反になりません。
そのまま打てない場合は、橋は「動かせない障害物」ですが、ハザード内にある場合は救済が受けられないので、1罰打でウォーター
ハザードの処置をとります。
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2008年ゴルフルール 7 |
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☆ 木の枝に球が引っかかって止まりました。高いところにあり、確認ができません。 1罰打・・・紛失球として前の位置に戻ってプレー。
「5分以内に自分の球であることが確認できない場合は、紛失球となる」 規則27−1c
自分がそこに打ったことがはっきりしていても、自分の球と確認できなければ、アンプレイヤブルにはできず、紛失球となり前にショットした
地点に戻って次打を行います。
木の上の球が見え、自分の球と確認できる場合は、1罰打でアンプレイヤブルの処置をとることができます。
木の上の球が見え、自分の球と確認できるが、その木がウォーターハザード内にある場合は、ウォーターハザードの区域の限界は垂直方向に
上下に及びますので、ウォーターハザードの球となり、1罰打でウォーターハザードの処置をとることができます。
☆ 木の上にある識別できない球をゆすって落としたら、自分の球だった・・・1罰打で球を元の位置に戻しプレー
「インプレーの球を拾い上げたり動かした時」18−2aA
インプレーの球を動かした違反で1罰打となります。元の位置に戻したとしても、木の上の球を打てないので、1罰打追加してアンプレイヤブル
を宣言してプレーすることになりますので、計2罰打となります。もちろん、自分の球と判っていれば、落とす前にアンプレイヤブルを宣言
しておけば、1罰打だけですみます。
☆ 球がパッティンググリーンのグリーンエッジに止まった。球の一部がグリーン面に触れていたのでグリーンエッジにマーカーを置き、球を拾い上げた。
...無罰
「球の一部でも、パッティンググリーンに触れている時は、その球はパッティンググリーン上にある球である」 定義44
球の一部でもパッティンググリーン面に触れていれば、パッティンググリーン上の球になるので、エッジ部分にマークをして拾い上げても無罰です。
しかし、エッジから球がパッティンググリーン上に突き出ていても、球がパッティンググリーン面に触れていなければ、パッティンググリーン上の球に
とはなりません。
☆ パッティンググリーン上で同伴競技者のマーカーに間違って球を置いて打ってしまった。...2罰打でそのままプレー
「誤所でストロークを行った場合、競技者は該当する規則に基づいて2打の罰を受ける」 規則20−7c
誤所からのプレーとなり、2罰打となります。規則には、「誤所からのプレーの重大な違反でなかった場合は、競技者は誤りを訂正することなく、
誤所からプレーされた球でそのホールを終えなければならない」とあります。
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2008年ゴルフルール 8 |
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☆ 打った球がOB方向に飛んだが、共用カートに当たってフェアウェイに出てきて止まった。・・・1罰打でそのままプレー
「プレーヤーの球が自分自身かパートナー、またはそのどちらかのキャディや携帯品によって偶然に方向を変えられたり、止められた場合、
プレーヤーは1打の罰を受ける」 規則19−2
共用カートは、カートその物とそれに積んである物すべてが、プレーヤーの携帯品とみなされます。それらによって球の方向が変えられたので、
罰がつきます。2008年の改訂で、2罰打から1罰打に軽減されました。
☆ テンプラした球が、フェアウェイのやわらかい地面にめりこんでしまった。打てないので、その球を拾い上げて打った。・・・無罰
スルーザグリーン(ハザード以外の地域)で、土にめりこんでしまった場合は、罰なしに拾い上げることがでます。その時に球を拭くこともできます。
また、土にめりこんでいない球が、泥だらけになり自分の球か識別できない時は、マーカーや同伴競技者に「拾い上げて確認する」と伝え、
立会の機会を与えた上で球をマークして拾い上げ、確認に必要な限度内で泥を拭くことができます。確認した球は、元の位置にリプレース。
特別な理由がなく、球についた泥を拾い上げて拭くと、1罰打となりますのでご注意下さい。ただ、この時は球を拾い上げたことに対する
1打罰だけで、拭くことに対する罰は重複しません。
☆ やわらかいバンカーの砂に球が完全に埋まって、まったく球が見えない場合の処置。
バンカー内で砂の中に完全に埋まった球を、自分の球か確認するために砂を取り除くことが、無罰でできます。砂を必要以上に取り除いて
しまった場合は、球の一部が見える程度に砂を被い直さなければなりません。
☆ パッティンググリーンで球1個分離してマークした。・・・1罰打で元の位置にリプレース
「拾い上げる球の位置は、ボールマーカー(小さなコインや同様の物を含む)を球の真後ろに置いてマークすべきである」
規則20−1注 裁定20−1/20
ボールマーカーを球から1個分も離していたら、正確にマークしたことにならない。不正に球を拾い上げた罰がつきます。「球の真後ろに
置いてマークすべきである」と、そうしなければいけないという条項ではありませんが、強く奨められています。裁定で1罰打となっています。
☆ 18Hのプレーが終わり、スコアカードを提出しましたが、あるホールのスコアを実際より打数が少なく記入してしまいました。・・・競技失格
「競技者は、自分のスコアカードに記入された各ホールのスコアが正確であることについて責任がある。競技者があるホールのスコアを真実の
スコアよりも少なく申告した場合、その競技者は競技失格となる」 規則6−6d
各ホールのスコアが少なく申告された場合には、競技失格。 逆に、実際よりも多く申告した場合は、申告通りとなります。
ただ、プレーヤーが責任を持つのは、各ホールの記入に関する点だけですので、各ホールのスコアの記入は正しかったのですが、合計スコアの
計算を間違って、少なく記入しても、多く記入しても罰はありません。
これ迄数回にわたり、よくある事例を書いてきましたが、ゴルフルールは奥が深く、「よくある事例」は限りがありません。そこで、次回に主な
罰をまとめたものを記載して終わりにしたいと思います。
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