サガレンタリース
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 ■協会活動 2007年初頭  古市義人
 協会の要職を引き受けるようになってから20年くらいになりますか。
活動してきた私の原動力は正義感です。他人様の集まりである限り価値観、人生観はまちまち。
うまくいかないことの方が多いです。 自分の会社でもうまくいかないのに協会活動がうまくいくはずはありません。家族、会社、協会とやはり自分から遠くなる ほど思い通りにはならないものです。
何かをやろうとすれば難しいが何もしなくても評価されるのが協会、存在だけでも感謝 されるものです。(会費を払ってイエスマンで文句を言わないことも貢献の一つです。)
 「苦い思い出」
京都府レンタカー協会の会長を引き受けたとき「全国事業者大会」の京都開催を受けざるを得なくなりました。 もちろん個人的には受けたくなかったのですが廻りへの配慮、公正さからみて引き受けざるを得なかったのです。 当然、京都の大手会員業者へ挨拶にいき理解を求めました。
ある大手会員業者は「何を考えているんだ、この不景気な時代に。当社は一切援助しないし全国大会は君が勝手に 引き受けたことだ。もちろん、当社が会長としてやるのなら絶対に失敗しない。必ず成功させるがね。」と、 私に協会会長の要職を押しつけておいてそれはないだろう、と大手企業のエゴイズムを知らされたものでした。 ただ、他の会員業者さん達は理解してくれて親身になって協力していただき人間愛と信頼感を感じたものです。 結果は全国大会は大成功に終わったと自画自賛しています。荒巻京都府知事本人の出席もかない、「京都議定書」が作られた京都国際会館での格調ある大会でした。
 「情報化特別委員」に推薦されて
情報化の意味、経験の無い人達が集まり象の鼻をなでてこれが象だと言っているようなものです。 反対意見、反対提案をしても聞いてもらえないし違う方向にどんどんと進みます。 途中で委員の役目を投げ出すのも無責任だし、これが終われば二度と情報委員は引き受けないぞ、と覚悟して自分を慰めています。
この結果、できたのが全国レンタカー協会のホームページ、今は不返還者システムの作成に取り組んでいますが私には不本意な出来栄えです。 (もちろん京都府レンタカー協会のホームページも不本意な出来栄えですが。) 大阪府レンタカー協会のホームページは私が作らせていただいています。これを良いものにすることが私の望みです。 しかしアクセス数が少なく工夫がまだまだ足りないことに挑戦が続きます。 (ただ、私に任せてもらえたことに大阪府レンタカー協会さんには感謝しています。)
2007年4月の情報化特別委員の任期切れで継続更新をお断りし全国レンタカー協会の委員を辞退しました。その後も継続して近畿地区レンタカー協会連合会での事故対策委員長 として「不返還者検索システム」の推進活動を全国協会とは別にすすめています。
 「正義感」
正義感でやっている限りさわやかな思いをするときも多々あります。
やはり人との出会いです。必ず価値観を共有できる、尊敬できる人がいてるのです。
協会活動で反対意見で鋭く非難をする人をよく見ます。弁は立つのですが本筋には共鳴できない人が多いですね。 やはり心がないのでしょうか、何か、やはり本音は自己実現が目的と見えてしまいます。
そういう意味では協会活動であまり本気で反対意見を主張しない方が良いのでしょう。 そこのバランス感覚はやはり「正義感」で保つべきでしょうね。
 「協会職員」
要職を引き受けていますと協会職員の方達の努力と苦労がよく分かります。私からみて自分の会社の従業員と協会職員との間に大切さの区別はありません。 ただ、自分ができることが限られてるのが歯がゆいですが心の中では同一共同体として良くなっていきたいものです。
こういうことも生きていく上で励みになります。
 「表彰」
京都での全国大会を無事に終わった後、近畿連合会として局長表彰の対象にしたいとの連絡を頂きました。 まだ50才代前半ではおこがましい、60才になればもらっても良いかと考えお断りしました。 今回、61才を迎え 再度京都協会からとしての推薦を頂きました。情報委員会でのむなしさもあり断った方が よいのかも知れませんが推薦を受けることにいたします。
(自己実現が目的になってしまったかな?)
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